3.着実に実力を積み重ねるために(言い出し、英語の語感、ネイティブの感覚を身につける)。

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 英会話の勉強を始める前に、そもそも言語というのは、どの言語であっても、頭の中で(心で)思い浮かべたイメージや情報を人に伝えるためのもの。
 まず、”話し始め”があり、話し終わり(結び)がある。当たり前のようだが、このことは非常に大切。通常、相手に理解できるように話すためには、”話し始め”を発することから始まり、足りないなと感じたり、補足・強調したいなと考えたりしながら、修飾語(形容詞や副詞)を加えたり、接続詞(そして、しかし、そこで、しかもなどなど)で状況や気持ちを添えてゆく。時には強調のために同じ言葉や文を繰り返すなどといった基本的な方法はどの言語もほぼ共通している。
 ここで、強調しておきたいことは、伝える方法は言語によって様々だろうが、人に伝えたいことがあれば、”話し始め”があり、必要に応じて説明を加えながら、これで充分相手に伝わったかかどうかを考えながら、話を後へ後へと進めてゆくという事実。
 聞く側も同様、話し手が話している順番に理解してゆく。話す場合も聞く場合も、読む場合も前から前から理解・把握しながら進んでゆくのが言葉。
 ちなみに余談になりますが、これを逆説的に言うと、口は禍(わざわい)のもと。一度発した言葉には責任を持ちましょうと昔から言われますが、まさに人はこのことを実践しながら過しているんですね。言い換えれば、単語や文を発したらその言葉や文がどういう意味なのかを相手にわかるように(誤解を招かないようにとか、相手を傷つけないようにとか)自然に自分なりの言葉を探しています。
 余談はさておき、新しい言語を習得するなかで目標になるのは、自然に”話し始め”をまず発すること(瞬発力がでてくるためにはどんなことが必要かは後述)、自分が発した単語や分節や文を受けてどんどん続けて(文法的にこだわり過ぎずに、誤解を招かないように)ゆけるかということ。発した言葉が誤解されている、いやいやこういうことが言いたいのではないとわかった時点で訂正してゆくしかありませんし、それで、いいのです。この繰り返しが、相手に誠意になって伝わったりもしますから。


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